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- 2014.10.12 Sunday
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34年前、大津で浪人ライフをおくっていた私。
「東京の大学へ行くことになった」と同居のおばあちゃんに
言った時、山形弁が抜けない祖母は「東京さ?!ななちゃん、
電車で通うのかや?」「いやあ(笑)なんぼお金があったとしても
電車で通うのは無理やで、おばあちゃん」
それがあながち無理ともいえない感じになってきました。
より早くより高く…そういったものを求めて私たちの国は
成長を遂げてきました。
弟はリニア新幹線の運転手さんになりたくて大学に行き、
リニアの試乗もしました。長年開発に取り組まれてきた
夢の新幹線。今、彼はどう思っているかな。
のぞみ号の登場で横浜京都間が2時間ちょうどになり、
それまでのように雑誌を読んだ上にうたた寝まではできない
ことになり、正直、わが子たちは実のところ横浜と京都の
距離を測りかねていると思います。
リニア問題に取り組んでいる共産党参議院議員の辰巳コータローさんは
「大阪の中小企業のおじさんと話したら、そんなはよいかんでええで。
リニアいらんわとゆうてました」とおっしゃっていました。
という、時間間隔だけの問題ではなく、大変な問題をはらんでいる
ことがわかってきています。
リニア問題について考える相模原連絡会事務局の方から、
アニメの存在をおしえていただき、見ました。
よくできているとおっしゃっています。
「リニア中央新幹線がやって来る ヤア!ヤア!ヤア!」(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=u-cLZ2m6324&feature=youtu.be
ご参考までに党の見解も。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-05-18/2012051801_01_1.html
技術の発達はいつも誰かの夢に支えられています。
弟のことを想うと、それにかけてきた人々の
ロマンも理解したいと思っています。でも、です。
これはやはり撤回させなければと思うのです。
あ、写真は昨日いったみかわ温泉(横浜と大津の中間点を
夫が選んでくれたため)に辿り着くため、私が母の元から6回
載り換えていった途中の名鉄蒲郡線の蒲郡競艇場前駅。
たぶん無人駅で、ワンマンの短い電車が行き来する駅。
降りた東幡豆(ひがしはず)駅はさらに鄙びて…
こういった地方の路線のもつ詩情がことさら
慕わしい今日この頃です。